切削
すべての角度で平面、溝加工が可能です。最大5軸の補間により、複雑な形状への加工にも対応します。Millturnセンターでは、独立したYスタンドを備えたY軸のおかげで、大直径の側フライスも衝突せずに使用可能です。
5軸切削
ロータリーフライス盤
ロータリーフライス盤は、大直径の長いワークピースに対するターニング作業の代替案になります(ツール寿命の問題なし、精確性に対する不均衡の影響なし)。これによりクランクシャフト、カムシャフト、シリンダーなどを最高の精度と仕上面粗さの加工が可能となります。
カムシャフト切削
傾けたB軸または径方向で傾斜させた研削による、最高の外形精度での加工(凹部)。大型ディーゼルエンジン向けのカムシャフト、繊維機械向けのダブルカム、航空宇宙分野の非円形状部材、ポンプハウジングなどの油圧関連部材の研削を旋盤加工と同様なクランプで実現します.
クランクピン切削
X、Y、C軸の補完により、偏心回転するクランクピンを、チャックに中心クランピングしてターンミーリングが可能です。クランクピン径がツール径より大きい場合は、Z軸の送りを追加する事によって実現します。
内部給油のための深穴加工や歯切り加工を含むクランクシャフトの加工、とりわけ大型クランクシャフトまたは試作にあたっては、従来の加工方法に代わる最善な選択肢としてMillturnがあげられます。
鋼材からでも鍛造部材からでも加工可能。硬度の高い素材の加工が可能なので、予備研削の必要はありません。プロセス内計測によってMillturnの熱的、機械的影響の補正が出来るのは大きな利点でしょう。